2016年1月30日土曜日

Hasselblad H3D 22 をビューカメラで使う(Marcellina / D.I.M)

ビューカメラでデジタル撮影する場合のフランジバック問題を一気に解決してくれる、念願のデバイス、デジタルバックを導入しました。新品は気絶するほど高いので古〜い中古です。ジナーバック、フェイズ、リーフとか予算さえ気にしなければ高性能かつ使いやすそうな魅力ある製品はいくらでもみつかりますが、私は値段のこなれているHasselblad H3D 22を選びました。ビューカメラだけでなく中版デジイチとしても使えますから、場合によっては外にも持ち出すことができますし。解像度は今時のエントリーデジイチと比較しても涙が出そうになる22Mピクセル。

しかし、まあ、H3Dのデジタルバックはビューカメラに付けて使えますよって謳っているものの、なかなかどうして、説明不足でしょう。

電源供給、レンズとのリンクケーブルや設定、4x5アダプタなど、マニュアル読んでもわからないことだらけ。撮るためのシステム構築や機器設定にずいぶん時間がかかりました。ネットの情報も乏しくほとんど手探りな感じ。無駄なコトやっちまったかと何度冷や汗出したことか…だいたいPCとファイヤーワイヤー接続必須とか、なんとなく選んだノートパソコンがMacbook Proでなければ、PCのインターフェースも買う羽目になるところでした、あぶないあぶない。一応、撮れるとこまではこぎつけましたが、デジタルバッグ側のシャッタースピード設定の意味が今ひとつ理解できておらず、非常に気になる…けど、ま、いいか、笑


 Schneider Symmar MC 5.6/180 + Sinar F2 + Hasselblad H3D 22



2016年1月29日金曜日

90mmレンズは使えるのか?(Marcellina / D.I.M)

職場の同僚からいただいた90mmのレンズがあります。SONYのα系、Eマウントを導入すればフランジバックをさらに28.5mm(Fマウントに比べ/46.5-18mm)削れるからぎりぎり使えそうな気もしますが、F値5.6の後ろ玉のでかさと飛び出し具合を見ていると、とてもあおれる気がしません。やはりラージフォーマットのビューカメラで焦点距離の短いレンズはフィルムにまかせるのが無難なのでしょうね。90mmだと標準域になるデジタルバックでも面白いかもしれませんけど…それはそれでいろいろやっかいですね。


 FUJINON W 5.6/125 + Sinar F2 + Nikon D5100



2016年1月28日木曜日

Sinar Linhof 凹みレンズボード(Marcellina / D.I.M)

Nikon fマウントのフランジバックは46.5mmと長く、さらに、4x5用のマウントアダプターは20mm程の鏡胴が付いているため、これまでのところSinar+Nikon D5100では150mmが短かいレンズの限界と感じていました。しかし狭い部屋ではワーキングディスタンスを短くとれるさらに短いレンズを使いたいものです。

そんな時、ネットをうろうろしていると、Sinar/Linhofボード用の凹みボードがみつかったので、すかさずオーダー。こういった、いつ無くなるかわからないニッチな製品は、見つけたら即手に入れておかないと後悔することになりますから…

20mm程フランジバックを削れる凹みボードを使用すれば、fマウントにおいてもおそらく125mmは無限遠だせるだろうとの予測で、実際可能でした。ただしアオリの余地はあまりありません。



FUJINON W 125mm F5.6 + Sinar F2 + Nikon D5100






2016年1月26日火曜日

Nikon D5100 パノラマ合成 (Marcellina / D.I.M)

60cmドールは150mmレンズ+APS-Cではなかなか収まりにくいです。もちろん退けばいいのでしょうけど、フォトショップの合成がなかなか優秀なことがわかったのでパノラマ合成してみました。

横位置で縦にライズしながら3枚撮ったものを合成。重なり具合で解像度は変わりますけど、今回は見かけ上4800x8400pixの4000万画素級の超解像度になりました。WEB用に長辺800pixにリサイズしてますので意味ないですね、笑!


Schneider Symmar EX 5.6/150 + Sinar F2 + Nikon D5100



2016年1月4日月曜日

光の礫 (Marcellina / D.I.M)

Marcellina / D.I.M
FUJINON W 1:5.6/125 + Sinar F2 + Nikon D5100


あおり用品、重量の比較 (Sinar F VS Sinar F2)

Left: Sinar F2 & Right: Sinar F

ジナーF2はFに比べて操作性や剛性が向上して使いやすいけれど、持ってみると明らかに重量もアップしています。フィールドに持ち出すとなると重さが気になるところであり、Fとどれくらい差があるのか、うちにある仕様のもので調べてみました。

部位 : F : F2 : +- (単位=g)
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フロントスタンダード : 747 : 931 : 184
リアスタンダード : 912 : 985 : 73
レンズボード : 166 : 137 : -29
ユニバーサルマウント : 206 : 191 : -15
ピントグラス : 297 : 329 : 32
レール(235mm)+キャップ2個 : 384 : 393 : 9
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合計 : 2,712 : 2,966 : +254

レンズボードとユニバーサルマウントはF2の方が軽くなっていますが、総量からすると254g重くなっています。この差を大きいとするか小さいとするかは人それぞれでしょうが、私的には案外変わらないというのが正直なところ。

これに絶対必要なパーツ、標準蛇腹(205g)、広角蛇腹(283g)、蛇腹フード(356g)、クランプ(438g)の1,282gを加えると、Fで3,994g、F2で4,284gとなります。さらに撮影にはNikon D5100(800g/レンズ付き)、4x5/Fマウントアダプター(400g)、レリーズ等(100g)、三脚(4,000g)、レンズ2本(600g)、その他もろもろで6〜7kgを加えて、機材だけで10kg前後というシステムになりますので、250gはわずか0.025%の差でしかありません。それでも、軽いと言う事実に変わりはないし、スタンダード部がかさばらない点を考慮すると、持ち歩くビューカメラとしてはFの方に軽快さを感じます。

しかし、そもそもAPS-Cをあおるのに10kgもの機材はバカバカしい、というごもっともなご意見はありますが、ビューカメラの操作を楽しむ趣味ということで、笑。昨日、Linhofであおり損ねたテーブルフォト。Sinarを使ってビューカメラの自由度を再確認しました。

Marcellina / D.I.M

Marcellina / D.I.M

Schneider Symmer EX 150/5.6 + Sinar F + Nikon D5100



2016年1月3日日曜日

フィールドカメラでブツをあおってみる (Marcellina / D.I.M)


夕焼けがきれいになりそうな予感がしたので、フィールドカメラとAPS-Cの組み合わせで出動したものの、フランジバックのことをすっかり失念していました。持ち出した120mmではピント出しできず、デジイチとしてそのまま撮影する羽目となりました。

 完全に不完全燃焼になってしまったので、帰宅してからフィールドカメラでドールをあおってみましたが、あおりきれず意図したところにピンが来ない。当然ながらブツ撮りはビューカメラに軍配があがります。

フィールドカメラは軽さと機動性を重視したテクニカルカメラとして、特性を活かす使い方をしなければなりませんね。

Marcellina / D.I.M

Marcellina / D.I.M

Schneider Symmer MC 180mm/5.6 + Linhof Super Technica IV + Nikon D5100



2016年1月2日土曜日

CMOSとCCD (Marcellina / D.I.M)

Marcellina / D.I.M
マルケリーナに目が入ったのでCMOS(D2X)とCCD(D70S)とで撮り比べてみました。雰囲気の比較ということでF値やSSをその都度気分で変えてしまったのが間違い、全く比較になりませんでした、笑。何となく似たアングルをまとめてあります。

マルケリーナ、横顔、キレイ!

D70S
D2X
D70S
D2X
D70S
D2X
Marcellina / D.I.M



TAMRON SP 60mm F2 DiII macro + Nikon D70S / Nikon D2X

アイのメンテ (Marcellina & Kassia / D.I.M)

しばらく前にお迎えしたヘッドに、目を入れました。納品されてたとき、開封して、うわっ、恐わっ、と、思ってそっと箱を閉じてあったDIMッ娘マルケリーナです。とんがり耳と牙のあるバンパイア系でハーフクローズに、ほとんど見えないことを承知でブルーのグラスアイをおごりました。




ウォ〜〜〜可愛い角度は限定的だけど、いいんじゃないでしょうか!

ついでにKassiaの様子を見たら、アイラッシュが崩壊!!!至急メンテしましたが、付け直しなので仕上がりが今ひとつ、まあ、いいか…笑



TAMRON SP 60mm f2 DiII macro + Nikon D70S